こんにちは。生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。

12月に入るとお聞きすることが多くなる話題のひとつに、「年賀状」があります。そうです、年賀状の写真が問題なのです。最近はSNSに押され気味ですが、考えるとブルーな気分になる方はいらっしゃるでしょう。
「周りの友人の写真には子供が増えていく、それなのに私は進んでいない気がします。1年前の今頃も『来年は妊娠しているぞ~!』と気合を入れたけれど、1年経っても同じことを思う私はどうしたら良いのでしょう。」
そんなこともお聞きします。
 年賀状は確かに何かを突き付けられるようで、辛い存在にもなりえます。誰にでも愚痴をこぼせる内容ではないので、家でご主人にお話しされることもあるでしょう。しかし、この手の話題はご夫婦間で共有しにくいものなのです。
 女性より、男性の方が何かと比較して考えることが少ないものなのです。したがって、
「そんなこと言ったって、人はひとだから仕方がないでしょう。」
と言われて終わり、という結末を迎えることもあると思います。男性と女性は考え方も違う部分があるので、こうしたやり取りになるのもある程度仕方がないこともあります。「ほかの人との比較の問題は、男女間では共有しにくい」という認識を持った方が楽になれるかもしれません。
「私だったら、年賀状に子供の写真は載せません。」
とおっしゃる方も多いです。確かに、傷つく経験はほかの人にもしてもらいたくないですよね。しかし、世の中にはいろいろな考え方があります。写真を載せて何が悪いの?という意見もあるわけです。
 要は、世の中にはいろいろな価値観が存在している、ということだと思います。「相手に対して面白くない気持ちを持つ」ということは、「相手と自分の価値観が異なっている」ということです。価値観が違うからこそ、行動が変わってくるのです。その行動を自分の価値観に照らし合わせると、折り合いが付きづらいわけです。
 価値観を同じにすることは必要ではありません。「価値観が違うのだから、相手が自分の理解できない行動をしていても当然だな」と考えることが必要なのです。
 写真付き年賀状への対処に関してお勧めの方法は「見ない」ことです。相手から年賀状が来たか来ないかはご主人にチェックしてもらい、文面は見ないようにするということが可能であれば、それでも良いと思います。いっそのこと「出したくない人には出すのを止めてしまう」という方法もあります。
 「そんなことをしたらこの先の交友関係が狭くなってしまうのでは?」
と心配される方もいらっしゃいますが、先の心配よりも「今の自分」を快適にしてあげましょう。自分に対してあまり「○○でなくてはいけない!」という縛りを課さない方がしなやかに生きられます。
 SNSに関してもほぼ同様のことが言えます。見たくない人がいたら、自分には表示されないようにして自分を守ってあげることも必要です。自分を守れるのはご自分しかいないのですから。
 前述のように、このことはご夫婦間ではなかなか共有しにくい悩みです。よろしければ私にお聞かせください。ご予約が込み合っておりますので、受付あるいはお電話にて早めのお問合せをお願いします。お気軽にお越しくださいませ。


生殖心理カウンセラー 菅谷