初めまして。秘書の佐藤です。京野アートクリニックに入職して、あっという間に1年になろうとしています。この機会に、この1年間行なってきた秘書の業務についてつぶやきたいと思います。


秘書は、直接的に患者様と接する機会がほとんどありません。この1年間で、数回、英語通訳の必要だった患者様へのサポートを行ったことがありますが、それ以外は廊下ですれ違う時にご挨拶する程度でした。

しかし、1日でも早い皆様の妊娠、そして出産のために、とても間接的な形ではありますが、ご支援させていただいております。例えば、待合ホールにある掲示物の更新、各問診室で皆様にお配りしているご案内などの用意、ARTセミナー・一般不妊セミナーの冊子の用意、ホームページの簡単な更新、輸入薬購入手続きのお手伝い、メールにてお問い合わせがあったときの対応(時々)等です。

それ以外は、診療の行われていない5Fで、理事長のスケジュール管理、出張準備、学会発表・論文執筆のお手伝い、全体会議(全体ミーティング:月に2回、水曜日の午後休診の日に行っています)での司会進行、倫理委員会のお手伝い、最近は学術講演会の準備・運営・・・・など様々な業務に携わっています。また、外来が忙しい日などには、受付部や看護部の業務でお手伝い出来ることを見つけて、協力をすることもあります。100年以上にわたって皆様から信頼され、愛されるクリニックを目指し、いろいろな方面で頑張っています。


ところで、話題をガラっと変えますが、先日、電子ピアノを買いました。私は小さい時から、音楽をやっていて、米国認定音楽療法士としての資格を持っています。『即興 (improvisation)』というのを聞いたことがありますか?音楽療法で使われるテクニックの一つでもあるのですが、簡単に言うとアドリブと呼ばれるもので、もともと誰かが作曲した曲を演奏するのではなく、その場その時で音楽を作り上げる、というものです。ピアノを習ったことのない人、ピアノを習っている人、習った経験がある人皆さんとって、楽譜なしでピアノを弾く、なんて恐ろしいことのように思えるかもしれませんが、一度やってみるととっても楽しいものなのです。間違った音なんてありません。自分が好きなように、好きな音を弾いて、自分だけの音楽を作り上げるのです。子供の頃に一人で、人差し指でポロン、ポロンと音を鳴らして遊んでみたことがあると思いますが、そんな本当に気軽な気持ちで楽器と向き合い、その時その時の気持ちで音を楽しむ、ということです。

なぜかそんな楽しいことを、大きくなるとしなくなるものです。これは、音楽だけではないと思います。絵画でも、工作でも、幼かった頃は、自由な気持ちで、後のことを考えずに楽しむことができました。でも、なぜ大人になると「何かを作り上げることを楽しむ」ことが難しくなってしまうのでしょうか。

この1年間、ほとんど音楽をせずに生活してきました。でも、これからは音を楽しみながら生活をしていきたいなあと思っています。皆さんもたまにはいかがですか


秘書 佐藤愛